書籍購入の税務処理について

2016年08月03日(水)9:18 AM
 会社で書籍を購入した際、使用期間が1年未満のもの、もしくは1冊の取得価格が10万円未満のものは、その全額を必要経費としてよいことになっています。
 ただし、専門的な百科全書のように、「1セット」単位で販売されているものは、セットの価格で判断することに注意しなければなりません。
 例えば1冊の価格が2万円未満だとしても「20冊1セット」で販売されているような百科事典は税務上、全巻がそろって効用が発揮されるとみなされるので、減価償却資産の備品として取得価格40万円、法定耐用年数5年で処理しなければなりません。
 一括損金にできないこともあるので、ご注意を!

  |  

ページトップへ