事務所ニュース1月号要約版
2016年12月07日(水)9:30 AM
自分(自社)のユニークネス(強み)の発見 元巨人軍の桑田真澄投手は、中学時代はコントロールの良さが強みでしたが、高校野球では
通用せず、球拾いの毎日だったそうです。桑田投手は、自分の強みは何かを冷静に分析し、
投手としてずば抜けた力はないが、野球の基本である打つ、守る、走る、(配球や癖を)
考える、などの一つひとつの力に磨きをかけて、それらの力を総合力として生かすことを
考えました。その後の活躍はご承知のとおりです。
一流の強みはなくても、複数の準一流を磨いて総合力を上げるという考え方は、中小企業の
経営のヒントになります。
平成28年分の法定調書からマイナンバーの記載が必要です
平成28年分の法定調書(支払調書や源泉徴収票など)と市区町村へ提出する給与支払報告書の
提出期限は、1月31日(火)です。今回の提出から、原則として、マイナンバーの記載が必要
です。
●給与支払いに関係する法定調書と給与支払報告書のマイナンバーの記載の注意点
①源泉徴収票等へのマイナンバー記載には猶予期間はありません。
②給与支払報告書は平成28年分からマイナンバーの記載が必要です。
③中途退職者の源泉徴収票にもマイナンバーの記載が必要です。
④受給者に交付する源泉徴収票へのマイナンバーの記載は不要です。
●外部への報酬等の支払いに関係する法定調書のマイナンバーの記載の注意点
①外部への報酬等の支払先からマイナンバーの提供を受けます。
②マイナンバー等の提供を受ける際には本人確認が必要です。
決算の基本の「き」を学ぶ ② ~ 貸借対照表の残高を確定する ~
決算手続きには、貸借対照表の勘定科目を確認し、残高を確定するという重要な作業があります。
①実地たな卸や残高証明書によって、資産や負債が実在しているか、金額は正しいかを確認し、
残高を確定します。
②貸借対照表上の資産・負債は、営業循環基準や1年基準によって、流動・固定に分類します。
③各会計期間の損益計算を正しく行うため、翌期以降の収益や費用とする項目を前払費用などの
勘定科目によって貸借対照表に計上します。
正しい決算書から経営状況を把握し、明日からの経営に役立てましょう。
営業循環基準… 資金の循環に着目し、営業活動から生じる資産(たな卸資産、売掛金、受取手形)
と負債(買掛金、支払手形)は、保有期間の長短にかかわらず、すべて流動資産、流動負債と
します。
1年基準… 期首から1年以内に現金化される資産(流動資産)と1年を超える資産(固定資産)
に分類し、1年以内に支払期限が到来する負債(流動負債)と1年を超える負債(固定負債)に
分類します。
メニュー
サービス案内
事務所概要
長崎市役所より徒歩5分
松尾友平税理士事務所
〒850-0032
長崎市興善町7番7号
TEL:095-823-8876
FAX:095-823-8891
MAIL:matsuo-kaikei@tkcnf.or.jp
受付時間 9時00分〜17時00分
定休日 土日祝