確定申告にはマイナンバーが必要です。
マイナンバーを知るために役立つのがマイナンバーカードです。

しかし、なかにはマイナンバーカードを作っていない人もいるでしょう。
マイナンバーカードは申請してから受け取るまでに時間がかかるため、確定申告に間に合わない可能性もあります。

この記事ではマイナンバーがない場合のマイナンバーを知る方法や、マイナンバーカードの取得方法について解説します。

確定申告はマイナンバーカードがない場合でも可能

結論から言えば、マイナンバーカードがなくても確定申告は可能です。
マイナンバーさえきちんと記入できれば問題ありません。

自分のマイナンバーだけでなく、配偶者や扶養家族のマイナンバーを記入する項目もあります。
自分のマイナンバーカードはあるけど、家族のマイナンバーカードはないという場合は、マイナンバーを知る方法をチェックしておきましょう。

マイナンバーカードがなくてもマイナンバーを知る方法はいくつかあります。

マイナンバーを知る方法1. マイナンバーカードを取得する

1つめはマイナンバーカードを取得する方法です。
マイナンバーカードは申請してから実際に取得するまでに時間がかかるため、確定申告に間に合わない可能性があります。

マイナンバーを知る方法2. 通知カードをチェックする

2つめは通知カードをチェックする方法です。
2015年にマイナンバーが発行された際に通知カードが届いているはずなので、カードに記載されている番号をチェックしましょう。

さらに住民票の写しを発行してマイナンバーを知る方法もあります。
マイナンバー記載の住民票の写しを各市町村の役所で請求しましょう。

確定申告でマイナンバーカードが必要な理由

確定申告にマイナンバーカードが必要と言われる理由には、マイナンバーカードで確定申告ができるというものがあります。
マイナンバーカードさえあれば、税務署のホームページから簡単に確定申告ができます。

まら、還付金が発生する場合は通常の申請よりもスピーディーに還付金を受け取れます。
従来の確定申告の方法では本人確認書類を用意する必要がありましたが、マイナンバーカードがあれば本人確認の手間を省けます。

確定申告前にマイナンバーカードを取得する方法

確定申告をスムーズに済ませたい、家族のマイナンバーを知りたい、マイナンバーカードを取得したいといった場合のマイナンバーカード取得方法を確認しましょう。

確定申告の時期から逆算して申請する

確定申告にマイナンバーカードを使いたい場合は、確定申告の時期から逆算して申請をおこなう必要があります。
マイナンバーカードは申請してから取得するまで一か月程度かかります。

申請に書類を集めたり、証明写真を撮影したりする必要もあるので、余裕をもって準備してください。
申請後一か月程度で通知書が届き、さらにそれを持って受け取りに行かなければなりません。

仕事などでなかなか交付場所に行けない場合、さらに取得までに時間がかかってしまうので注意しましょう。

郵送でマイナンバーカードの申請をする

マイナンバーが交付された際に届いた個人番号カード交付申請書に必要事項を記入し、郵送する方法が一般的です。
この書類はすべての人に発送されているはずですので、心当たりがない方も一度探してみてください。

申請書をなくしてしまった場合は、マイナンバーのホームページから再発行が可能です。

ネットからマイナンバーカードの申請をする

ネットからマイナンバーカードの申請をおこなうことも可能です。
その際は顔写真のデータを用意しなければなりません。

個人番号カード交付申請書にQRコードが記載されているので、これを読み取り、専用愛とから手続きをおこなってください。

他にも、証明写真機でマイナンバーカードに記載する顔写真を撮影し、申請書のQRコードを読み取らせ、必要事項を記入していくという方法もあります。
ネットや写真機を使ってのマイナンバーカードの申請は、郵送よりやや早く通知書を受け取れます。

少しでも早くマイナンバーカードが欲しい場合はこちらの方法を選ぶといいでしょう。

まとめ

確定申告にマイナンバーカードを活用しよう

確定申告にはマイナンバーカードは必ずしも必要ではありません。
ですがマイナンバーカードがあればすぐにマイナンバーをチェックできるだけでなく手続きがスムーズになります。
確定申告には自分の分だけでなく家族のマイナンバーも必要です。

マイナンバーカードは身分証明書としても有効ですので、まだマイナンバーカードを持っていない方はこの機会に取得するのもおすすめです。

申請してから実際に受け取れるまでには時間がかかりますので、確定申告に間に合うように手続きを進めましょう。