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不動産担保融資とは?メリット・デメリットや選び方を解説します

2021年10月21日(木)9:49 AM

借入可能額が大きく、設定される金利も低めになるなどの理由で、不動産担保融資の利用を検討される方も少なくないでしょう。
本記事では、不動産担保融資の特徴やメリット・デメリット、商品を選ぶ際のポイントについて、初めての方にも分かりやすく解説します。

不動産担保融資とは?

不動産担保融資とは、土地や家屋、マンション、ビルなど所有する不動産を担保として、お金を借りることができるローン商品です。金融機関や商品によっては、本人所有の不動産だけでなく、家族名義や法人名義の不動産、購入予定の不動産を担保設定することもできます。

不動産担保融資の審査では、不動産の価値と借り手の信用力を総合的に評価するのが一般的です。したがって、無担保融資と比較すると、高額を低金利で長期間にわたって借り入れることができる傾向にあります。
さらに、資金使途が原則自由である商品が多いことも不動産担保融資の特徴です。融資可能額については、担保設定する不動産評価額の6〜8割と考えましょう。

不動産担保融資を受ける4つのメリット

不動産担保融資のメリットについて整理しておきます。

1. 高額の融資を受けやすい

無担保融資は年収・勤務先などによって融資額の上限が設定され、まとまった高額の融資を受けることは困難です。一方、不動産担保融資は不動産という確実な担保が存在するため、評価額次第で高額融資も可能となります。したがって、個人だけでなく、法人の利用にも適しているといえるでしょう。

2. 設定金利が低め

金融機関から見れば、不動産を担保に融資することで、回収不能リスクをミニマイズできます。そのため、無担保融資と比べると、低金利での融資が可能となるのです。

3. 長期にわたる返済が可能

確実な担保があるため、一般の無担保融資よりも返済期間を長期に設定して、毎月の返済額を抑えやすくなります。不動産担保融資ならば、余裕ある返済計画を立てやすいでしょう。

4. 無保証人で融資を受けられるケースも

不動産担保融資の場合、仮に返済不能に陥っても不動産を売却し、残債に充てることができます。そのため、連帯保証人が不要のケースも少なくありません。
なお、一般的な無担保融資に申し込みの際は、連帯保証人を求められることも多くなります。

不動産担保融資を受ける4つのデメリット

次に、不動産担保融資のデメリットを紹介します。

1. 返済不能になれば担保不動産を失う

所有不動産を担保に設定して融資を受けるため、万が一、返済不能な状況に陥った場合、不動産は売却されてしまいます。

2. 利用時にコスト負担がある

失念されがちですが、不動産担保融資の利用に際しては、融資額の1〜3%程度の手数料負担を要することは珍しくありません。加えて、抵当権の登記費用や、場合によっては担保不動産の鑑定費用なども、借り手負担となる可能性があります。あらかじめ、ある程度の現金を確保しておきましょう。

3. 中途解約には違約金が発生するケースも

融資条件によっては、他行への借り換えなどで不動産担保融資を中途解約する場合、残債金額の数%程度の違約金が生じるケースもあります。

4. 融資審査に時間がかかる

担保不動産の調査・評価などに時間を要するため、審査開始から融資実行までに最短1〜2週間は見ておかねばなりません。つなぎ融資を急ぎで受けたい際などは、全く適さないことになります。

不動産担保融資を選ぶ際の2つのポイント

不動産担保融資を選ぶ際に押さえるべきポイントについて、最後に説明しておきましょう。

1. 銀行とノンバンクの違い(長所・短所)を理解する

銀行の不動産担保融資は評価が比較的厳しく、融資実行まで時間を要することが特徴です。融資限度額が低めに設定されることが多い一方、金利は低めで、各種手数料も比較的安価になっています。

ノンバンクの不動産担保融資では、商品の種類がバラエティに富むことも多いです。設定金利は銀行より高めながら、担保不動産の評価も高めになりやすい傾向にあります。融資限度額も比較的高めの設定です。
独自の審査基準を有するノンバンクも多く、融資実行までが銀行よりも早くなります。銀行とノンバンクのこれら特徴を理解し、融資希望額や猶予時間、返済計画も十分検討し、適切な商品を選択してください。

2. 各種手数料を加味した実質金利に注目する

不動産担保融資を利用する際は、各種手数料や抵当権の登記費用などのコストが発生します。表面金利にコストを加えた金利が実質金利となるため、表面金利にだけ惑わされないことが大切です。繰上げ返済時の手数料についても、忘れずに確認しておいてください。

無理なく返済計画を立てられるのか否か判断するためには、実質金利で検討して、しっかりシュミレーションしておくことが大切です。
また、返済計画は返済方法が元利均等返済か元金均等返済かによっても変わります。あらかじめ返済方式を確認しておきましょう。

まとめ

不動産担保融資は実質金利で検討することが大切

不動産担保融資の特徴やメリット・デメリット、商品を選ぶ際のポイントについて、整理して解説してきました。
不動産担保融資は融資限度額が高めで、金利も低めになりやすいことなどが魅力です。ただし、コストの負担もあるため、返済方法を確認のうえ、実質金利で検討することをおすすめします。


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